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プレゼン添削(デザイン):医療業界

  • 執筆者の写真: Miyu Hosokawa
    Miyu Hosokawa
  • 9月7日
  • 読了時間: 4分
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はぁっ・・・はぁっ・・・


CANVAで作ってみたけど、あんまり自信がない・・・!


そんな経験が一度はあるでしょう。

今回はCANVAのテンプレートを使って、デザインを整えるポイントについてお話ししていきます。


特にBNIでメインプレゼンテーションが苦手なメンバー必見です。

※ダメなものを「素敵〜!」なんて言っても仕方がないので、辛口講評します。



ビフォー:株式会社K-クリエイト


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今回は調剤薬局と薬剤師の人材マッチングをしている株式会社K-クリエイトのプレゼン添削です。


K-クリエイトは、平たく言うと薬剤師版タイミー!

人手が足りない調剤薬局に稼ぎたい薬剤師をアテンドしております。


全国どこでも、緊急での派遣も可能です。


さて、こちらのプレゼンテーションは一見、整っているように見えます。

ポイントは3つ。


・情報のメリハリがない

・各スライドでなにを言いたいのか、ぱっと見で理解できない

・テンプレート上での用途と、流用した用途で異なっている


上記を踏まえて、デザインを整えます。


アフター:株式会社K-クリエイト


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円グラフや図表を使う、強調したい情報に赤を使う。

これだけでもぱっと見でなにを伝えたいのかが分かります。


とはいえども、「俺にはそんな高等技法はできない……」と思うかもしれません。


今回は、情報がぱっと見で分かる方法だけ覚えて帰りましょう。



色使いのルールを決める


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作業に入る前に……

色使いのルールを決めます。


今回はテンプレートの白と灰色をメインカラーに、見出しやビフォーは青、アフターや強調したいポイントは赤にしました。


緑でもいいのですが、青と緑は近い色同士。

緑だと、「綺麗にまとまりすぎて」強調したい部分が薄くなってしまうので、赤を採用しています。


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強調したい時は円形のカラーサークルの反対側に位置する色を使用するのがオススメです。



最も大切な「情報」に赤を使う


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CANVAのテンプレートを使った際にやりがちなのが、とりあえずテンプレートに沿って情報を入れていくこと。


だめですよ!だめだからね!


テンプレートのゴールと、私たちのゴールは異なります。


このスライドで伝えたいことは何か?最も大事な情報は何か?

それに合わせて見せ方を変える必要があります。


今回の場合は薬剤師が全国に33万人いること、そしてそのうちの60%がドラッグストアに勤務していることです。


ポイントになるワードに赤を使うことで、瞬時に大切な情報が伝わるようになります。



ビフォーアフターは色を活用する


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他者との比較をしたいときや、ビフォーアフターで実績の中身を説明したい時。


四角+テキストボックスを配置するだけで、比較していることが分かります。

例えば、K-クリエイトの強みは調剤薬局の人材派遣だけではありません。


実は人材派遣を起点に、薬局経営をより改善するためのコンサルティングが最大の強みです。


すると、左上の図だと世間のイメージと、実際のモデルを比較するには不足してしまっています。そこで、比較の図を使うことで「なるほど!こんなに違うんだ!」と伝わるようになります。


今回は青を「ビフォー」に使用していますが、「ビフォー:灰色、アフター:強調色やコーポレートカラー」が一般的です。



色で情報に強弱をつけよう!

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「妙にまとまりすぎてるなあ…」と感じる時は、最も大事な情報や比較情報に「色」を足してみましょう。


確かに「妙にまとまっている」ことはとても良いです。

しかしプレゼンや、営業資料のスライドはパッと見で伝わるように工夫することが大切です。


一手間加えることで、より伝わりやすい資料になります。


・色使いのルールを決める

・一番大切な情報に色を使う

・情報を比較したいときは、ビフォーが灰色、アフターに「色」を使う


BNIの皆さんは、頑張ってメインプレゼンテーションを作っていきましょう!

今回の添削は近々公開予定です。

 
 
 

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