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伝わる資料作りの鉄則は「いきなりデザイン」するな

  • 執筆者の写真: Miyu Hosokawa
    Miyu Hosokawa
  • 5月26日
  • 読了時間: 4分

更新日:8月11日


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いつでもどこでも、ハンニバルゥ〜🤗


3分3秒3行で魅せる、ブランディングコンサルの細川です。


「よーし!パワポを作ろう!」


どんなデザインにしようかなとCANVAを開いて、テンプレート探し。楽しいですよね!


でも、そんなことしてるから、資料がダサくて伝わらないんですよ


どこに情報を配置すればいいのか分からなくて、挫折するんです。


プレゼンの前日になって、準備が終わってない経験はあるでしょう?


振り返ってみてください。デザインしながらスライドを作ろうとして、迷走している自分の姿を。


この記事では、パワポを「いきなりデザイン」してはいけない理由を詳しく解説します。



デザインから始めると破綻する

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パワポの主役はデザインではなく「内容」です。


とはいえ、デザインしなくても良いわけではありません。内容が良くても、文字だけのA4用紙を渡されたらどんな気持ちになりますか?


高●屋の外商なら、読まずにゴミ箱に捨てるでしょう。


かたや多くの事業者は、カッコいいテンプレートを使うことで、「見栄えの良い資料」が完成したと勘違いします。その結果、起こるのは:


• で、何を伝えたいの?

• で、結論は何?

• で、どうして欲しいの?


名付けてDDD!(トリプルデー)


DDDが起きてしまうのは、デザインベースで資料を作ってしまうから。


「本来伝えるべきメッセージ」より「見た目重視」になり、情報の取捨選択が適切ではなくなってしまうからです。



デザインは「見せ方」であって「中身」ではない

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資料のデザインは確かに大切です。


けれども、デザインの役割はあくまで「情報を正確に、わかりやすく、効果的に伝えるため」の補助機能です。


もし、内容が破綻していれば、どんなに美しいデザインも、ただのオナニーでしかない。


DDDになってしまいます。


なので、ビジネスで成果を出すために、このようなプロセスで考えていきましょう:


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1. 誰に、何を、どの順番で伝えるか(構成)を設計する

2. 必要な情報を整理し、要点を絞る

3. 論理的で一貫したストーリーを作る

4. 最後にデザインで見せ方を整える


このプロセスを無視して「いきなりデザイン」すると、DDDになりかねません。


最悪、受け手は寝るか死んだ魚の目になります。



なぜ「構成」が大事なのか?

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どんな構成にするのかは、資料作りの「設計図」にあります。


家を建てるときに、いきなり壁紙や家具を決めませんよね?まずは図面を描くように、パワポ資料も同じです。


例えば、クライアント向け提案書なら:


• 相手の課題(痛みやニーズ)は何か

• 市場はどうか

• 解決策はどの順序で提示するべきか

• 結論をどこで述べるのか

• 数字やデータはどこに配置するのか


こうした設計を丁寧に行うことで、一貫したストーリーと説得力のある資料が完成します。



伝わるパワポ作りの作り方

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では、具体的にどのような順序で資料を作るべきでしょうか?


1. 目的とターゲットを明確にする

2. 全体の構成を設計する

3. 必要な情報を集め、取捨選択する

4. ストーリーに沿ってスライドを配置する

5. デザインで見せ方を整える

6. 最後に「伝わるか」を確認する


作る時は何度でも、目的とターゲットを振り返ってください。


伝えたい情報を書き出す際に、目的に沿っていて、ターゲットに伝わるかを何度も自問自答するのです。


1をベースに設計していけば、資料の「内容」と「見せ方」が両立し、クライアントや上司に刺さるパワポが完成します。



デザインよりも構成が成功の秘訣

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私はブランディングコンサルとして、数多くのプレゼン資料や提案書を見てきました。成功する資料には必ず、「構成(設計)」と「デザイン(見せ方)」がちょうどいいバランスです。


逆に、見た目だけ整えた資料は:


• で、何を伝えたいの?

• で、結論は何?

• で、どうして欲しいの?


長い目で見ると、ビジネスに一貫性がないので「そういえば、何してるの?」と聞かれかねません。


ビジネスでは「伝わる資料」が命です。いきなりデザインに走らず、まずは「構成」に時間をかけること。これが結果につながるパワポ作りの秘訣です。


まずはデザインから始める悪癖を、卒業しましょう。


というわけで、頑張ろう日本!

 
 
 

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