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パワポが「ビジネスの名刺」な理由

  • 執筆者の写真: Miyu Hosokawa
    Miyu Hosokawa
  • 5月22日
  • 読了時間: 5分

更新日:8月10日





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いつでもどこでも、ハンニバル〜


ブランディングコンサルの細川です。


BNIや倫理法人会に所属している皆さんは、スーツの着こなし一つで成約率が変わることをよ〜く知っていますよね。


セミナー講師をされている方や、プレゼンターは声質で変わることを知っています。


私自身も、服装、姿勢、歩き方など、自分を最大限売り込めるようにブランディングしています。


そう。ビジネスは見た目が9割なのです。


さて。

私はこれまで、多くの企業や個人のプレゼン資料をブラッシュアップし、価値を「伝わるカタチ」に変えてきました。


「トークがよければ、デザインなんて関係ない」と優れた営業マンは言いますが、残念!


その考えこそがビジネスの可能先を大幅に下げています。



1. デザインは「第一印象」をつくる


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人は見た目が9割――これはビジネスにも当てはまる話。


たとえば、あなたが『買いたくないサービス』の営業を受けた時、パッと見たスライドがごちゃごちゃしていたらどうでしょう?


それだけで、聞くのも億劫ではありませんか?

死んだ魚のような目をしてしまうかもしれません。


逆に、見やすく整理されたスライドならどうでしょうか?


「話が面白そう」「聞いてみようかな」と、プラスのイメージを持ちやすくなります。


パワポのデザインは、まさに“ビジネスの名刺”とも言えるのです。




2. 内容の「理解」と「記憶」に直結する


パワポ資料の目的は、「情報を伝えること」ではなく、「情報を理解してもらうこと」、そして「記憶に残すこと」です。

どれだけ素晴らしいビジネスも、理解されなければ意味がありません。




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• 左のパワポはBNIやその他ビジネスコミュニティの経営者がやりがちな、「全ての台詞を書いた」スライドです。率直に言って、ダサい。

•右のパワポは、図やビジュアルで要点が整理されたスライド


このスライドで一番伝えたいことは、漫画や書籍制作が500万円の投機であること。


伝えたい内容はどちらも同じですが、後者の方が分かりやすく、記憶にも残りやすいです。


このように情報を“ビジュアルで整理する”ことによって、受け手が理解しやすいメッセージになります。




3. デザイン=「思考の構造」を視覚化するもの



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とはいえ、「カッコよくすること」がデザインではありません。それは邪道。


デザインとは「思考を構造化し、視覚化する技術」のこと。

もし、あなたの事業が伸び悩んでいたら、一度立ち止まってみてください。


・ なぜこのサービスを立ち上げたのか

・ なぜ今このタイミングで提案するのか

・ なぜあなたと一緒にやるべきなのか


この軸が揺らいでいるから、思うように売上が拡大しません。


例えば、私の場合は3分3秒3行で魅せることに特化したブランディングコンサルです。


私がそこに特化しているのは元々漫画家であり、出版とは「500万の投資ではなく投機」だから、絶対に売れるものを作らねばならないという信念から来ています。


つまり、最初の3Pを読んでもらわなければ、500万の赤字が確定したことになります。


そして私はこの3Pを必ず読ませる漫画家だからこそ、皆さんのビジネスの3分3秒3行に特化してコンサルしています。


さて。皆さんはどのようなパッションで、そのビジネスをしていますか?

この根幹部分を整理したら、次に「どの情報を、どの順番で、どのくらいの重みで見せるか」を考える必要があります。


これはロジックとデザインの融合であり、ただ「かっこいい資料」を作ることとは異なります。資料を見れば、発信者の思考がどれくらい整理されているのかよ〜く分かります。




4. 信頼・ブランド価値を高める


資料の完成度が、そのままあなたや会社の「ブランド」として認識される時代です。


特にスタートアップ企業や個人事業主の場合、最初のプレゼン資料がそのまま“企業イメージ”になります。


フォントがバラバラだったり、色使いが統一されていないと、それだけで「未熟」と思われてしまうこともあります。


逆に、丁寧に設計されたパワポは、それだけで「仕事のクオリティが高そう」「信頼できそう」といった無形の価値を生みます。


デザインは、直接的に“信用”を生むものです。



5. プロの手が加わるだけで、伝わり方が変わる



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パワポのデザインは、時間さえかければ誰でもできる――そう思うかもしれません。


確かに、ツールとしてのPowerPointは、比較的使いやすい部類です。


ですが、本当に伝わる資料をつくるには、多くのスキルが必要です:


・ 読み手の視線の流れ(視線誘導)

・ 情報の階層化(主・従の整理)

・ 色彩心理(色が与える印象)

・ 情報のグルーピング(意味のまとまり)


残念ながらこれらは、一朝一夕で身につく技術ではありません。


「資料が洗練されたことで、提案が通りやすくなった」「営業の成約率が上がった」という声を多くいただきます。


実際に、菌床栽培は営業トークだけで資金調達できなかったから、私へご相談が来ました。


つまり、デザインは“成果に直結する力”があるのです。




デザインはコストではなく「投資」


パワポのデザインは、”かっこいいだけの資料”ではありません!


・ 信頼を得るために

・ 思考を整理するために

・ 伝わる構造をつくるために

・ 競争優位性を可視化するために


すべてにおいて、資料の「デザイン」はビジネス成果を左右する大きな要素となります。


商談やセミナーで「相手の反応がイマイチ」と感じる方は、気軽にご相談ください☺️


“伝わる”ことで、あなたの価値はもっと広がっていきます。


ということは、伝わらなければ拡大のチャンスすら掴めません。もし、予算がな〜という方は、こちらの記事を参考にするだけで、それっぽく見えるようになります😉







 
 
 

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