成果の出る営業企画資料にする方法10選
- Miyu Hosokawa

- 2025年5月22日
- 読了時間: 7分
更新日:2月19日

いつでもどこでも、ハンニバル〜!
な、営業企画・ブランディングコンサルの細川です。
営業企画資料の制作を軸に、マーケティング立案やブランド設計支援をしています。
プレゼンが上手な経営者や営業マンはたくさんいます。
しかし、営業企画資料がダサいのはなぜか?
「細川さんと違ってデザインセンスないから〜!」と笑いますが、違います。
たった10個のポイントを押さえれば、より成果の出る資料になります。
目次
そもそも、なぜ営業企画資料のデザインが成果に直結するのかについて、先に理解しておきたい方はこちら。
1. 「余白」を作る

最大の失敗がスライドいっぱいに文字や画像を詰め込むこと。これでは情報がごちゃごちゃして読みづらく、肝心のメッセージが埋もれてしまいます。
ポイントは 「余白はかっこいい」 と自己暗示すること。
例えば、ゴミ屋敷はごちゃごちゃしていて、落ち着きませんよね?
けれども、ホテルライクなお部屋はすっきりと洗練したように見えます。
インテリアと同じように、営業企画資料も適度な余白を設けると、情報が整理されてすっきりとします。思い切って情報を減らし、余白を活かしてみましょう!
2. フォントとサイズを統一する

次にやりがちなのが、フォントや文字サイズ。文字がバラバラだと、どんなに内容が良くても「未完成」「素人感」が漂います。
なのでフォントを統一しましょう。
・見出しは〇〇フォント(例:メイリオ、游ゴシック)/本文は〇〇フォントと決める
・見出しは32pt、本文は18ptなど、フォントサイズを固定する
私は見出しに源瑛ラテミン、本文は源真ゴシック、強調したいときは源石ゴシックを使用しています。
これらのフォントはダウンロードする必要があるので、皆さんは見出しはArial、本文はメイリオ、強調したいときは太字くらいでOKです。
3. 色の使い方にルールを設ける

色使いは、資料全体の「雰囲気」や「伝わりやすさ」に直結します。ここでも統一感が大切です。
おすすめは、3-4色に絞ること。
・メインカラー(1~2色):企業カラーやテーマカラー
・サブカラー(補助色):メインカラーを引き立てる中間色
・アクセントカラー:強調したい要素にのみ使用(赤や黄色)
いろんな色を使ったり、強調のための赤を多用しすぎると逆効果です。「どこを見ればいいの?」と迷わせる原因になります。なので強調色はポイントで使いましょう。
色の使い方について詳しく解説した記事はこちら
4. 1スライド1メッセージ

プレゼンや営業企画資料の天敵は「とにかく文字ばかりのスライド」。
これもあれも必要だと情報を詰め込みすぎると、相手に伝わりません。
最悪、商談相手は寝たり、商談する前から相手にされません。
百貨店の外商の場合は、表紙で読むか読まないかを決めるほどです。
「このスライドで何を伝えたいか?」 を自問自答し、一番伝えたい情報以外の要素を削りましょう。削れる経営者はそかっこいい!!
どんな情報を削れば良いのか悩んだ時は、
バカでも分かるよう、簡単にまとめろ。
すなわち、Keep it simple stupid = KISSの法則です。
時の経営者、ジョブズも言っています。「バカでも分かるように簡単にまとめろ」と。
ジョブズになりたければ、「バカでも分かるよう、簡単にまとめろ」。
→具体的に、どんな情報を削るのかについて別記事で解説しています。
5. 視線の流れを設計する

人の視線は「左上から右下」へ動く傾向があります。これを踏まえ、
・見出しは左上
・本文や図は中央~右側
・強調したいポイントは右下や中央下部
すなわち「Zの法則」です。視線の流れを意識して配置することで、情報がスムーズに伝わりやすくなります。
逆に文字や図がバラバラに配置されていると、どこを読めば良いのかわからなくなります。成約率を大幅に下げてしまいますので、「Zの法則」を意識しましょう。
6. 図解・アイコンを活用する

長い文章や複雑な説明は、図解に置き換えるだけで理解度がアップします。
例えば:
・プロセスを説明 → フローチャート
・数値の比較 → グラフやピクトグラム
・コンセプトを表現 → シンプルなイラストやアイコン
特に、無料のアイコン素材(FlaticonやNoun Projectなど)を活用すると、デザインの幅が広がります。
アイコン素材を探すのがめんどくさい方、非デザイナー以外はあきらめてCANVAを使いましょう。PowerPointよりも使い勝手が良いです。CANVAは経営者を救います。
7. 写真・ビジュアルの質にこだわる

資料の印象を決めるのは「写真やビジュアルの質」です。
ぼやけた画像や無関係な写真ら統一感のないイラストは信頼性を下げてしまいます。心がけるポイントは3つ。
・解像度の高い画像を使う
・オリジナル写真や公式素材を活用
・色味や雰囲気をスライド全体に統一
画像選びの一手間で、見栄えは格段にアップします。
8. アニメーションは「控えめ」にする

オンライン商談やプレゼン・セミナーでは要注意!
PowerPointにはアニメーション機能がありますが、多用は禁物です。動きすぎると注意が散漫になり、内容が頭に入りません。
いっそ、ない方がいい。多用しすぎはバカ発見器です。
もし使うならば、
・「出現」「フェードイン」程度に抑える
・強調したいポイントだけに使う
洗練されたデザインとはシンプルであること。足し算は簡単。しかし、引き算は技術。引き算ができる経営者はかっこいい!
9. デザインの「型」をパクり、応用する

初心者でも使いやすいデザインの「型」を覚えておくと便利です。たとえば、
・タイトル+ビジュアル(写真や図)+補足説明
・左:画像、右:説明文(またはその逆)
・3分割(3列)で均等に情報を配置
こうした型を使い回せば、安定感のある資料が作れます。
CANVAや既存のテンプレート、「パワポ かっこいい」でググるなどすれば、いくらでもハイセンスなデザインが出てきます。Pinterestを活用するのもいいでしょう。
そして大事なのは「自己流にアレンジしない」こと。センスがないなら徹底的に真似をする。これこそが、センスの始まりです。
10. 最後は「客観的に見直す」

完成した資料を見直してみましょう。
・情報は整理されていますか?
・伝えたいことが一目で伝わりますか?
・色やフォントに統一感はありますか?
・読み手にとって見やすい配置ですか?
この最後のブラッシュアップの有無で、資料の完成度が大きく変わります。
また、第三者に見てもらうのも効果的です。「ここ、ちょっとわかりにくい」などの指摘は宝物。批判されたと拗ねずに大事にしてください。
まとめ:デザインは「工夫と配慮」の積み重ね

パワポのデザインをよくするコツは、一つひとつの工夫と配慮の積み重ねです。
ぜひ、以下の10ポイントを踏まえてブラッシュアップしてみてください。
・余白をつくる
・フォントやサイズを統一する
・色の使い方にルールを設ける
・1スライド1メッセージ
・視線逃れを意識する(Zの動き)
・写真やアイコンを活用する
・画像の質にこだわる
・アニメーションは控えめに
・デザインの型をパクり、応用する
・客観的な見直しを欠かさない
こうしたポイントを意識することで、誰でも「伝わる・見やすい」資料が作れるようになります。
また、より完璧なブラッシュアップをしたい方は無料添削をしていますので、お気軽にご相談ください。



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